このページでは下記の痛みについて紹介します!
・肩関節脱臼
・肩腱板損傷(インピンジメント症候群)
・肩鎖関節捻挫(肩鎖関節脱臼)
・鎖骨骨折
・胸郭出口症候群
・寝違え
・ストレートネック
・顎関節症
肩関節脱臼は、パターンがいくつかあります。
1、前方脱臼(烏口下脱臼、鎖骨下脱臼)
2、後方脱臼(肩峰下脱臼、棘下脱臼)
3、下方脱臼(腋窩脱臼、関節下脱臼)
4、上方脱臼(烏口突起上脱臼)
5、反復性肩関節脱臼
この中で1番多い脱臼は前方脱臼です。
脱臼の症状としましては、弾発性固定と言い、ある程度は動くが力を緩めると戻ってしまう症状が出ます。また、骨折が併発することもあるので、レントゲン検査は行なった事が良いと思います。
野球選手や、水泳選手、バレーのアタッカーなどに多いのが健板損傷です。
肩を側方から強打した際に痛めることもありますし、アライメント不良での繰り返しの動作によって、腱が損傷したりと負傷原因が様々です。また、インピンジメント症候群と言って、棘上筋が肩峰下で挟まって痛みが出るものもあります。
肩のインナーマッスルは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋があり、どの筋肉を痛めたのかも見なくてはいけませんので、注意が必要です。
腱板損傷の方の多くが、猫背で会ったり肩甲骨の動きが悪かったりと姿勢からくるものもあるので、そう言った面から治療していく必要もありますね。姿勢不良は肩板損傷の他にも上腕二頭筋長頭炎や腰痛にも繋がることもあるので、姿勢はただした方が良いですね。
肩鎖関節は、側方からの外力によって起こると言われており、固定が難しい為痛みが長く続いてしまう場合があります。
鑑別するものとしては、鎖骨骨折が挙げられます。しっかりと、状態をチェックして対応を間違えないようにしなくてはいけません。肩鎖関節は靭帯が全て切れてしまうと、ピアノーキーサインが見られ肩鎖関節脱臼になってしまいます。
しっかりと固定と治療が受けられれば、痛みが長引くことも少ないです。もし、この部分をケガした場合には、通うことをオススメします。
鎖骨骨折は、肩を側方から強打した際に起こる骨折で、中外1/3境界部が折れやすいとされています。
また、固定が難しくバンドで固定していても、ズレてしまうこともあり偽関節になりやすいと言われています。
固定期間はおおよそ5週間ですが、偽関節や骨折端同士が離れてしまっていた場合は、更に期間を要することもあります。
固定期間中は鎖骨が安定するように、姿勢を正しておくことが大切です。
胸郭出口症候群。なかなか聞きなれない言葉だと思いますが、特に原因が思い当たらないのにも関わらず腕や手に痺れが出たりする事があります。
胸郭出口症候群は、筋肉が神経を圧迫してしまい症状が出ると言われていますが、首や胸の周りには、胸郭出口という(首)場所以外にも、神経を圧迫しやすい箇所がある為、腕や手に痺れがある=胸郭出口症候群とは一概には言えません。
鎖骨の下で圧迫しているかも知れない、胸の筋肉で圧迫しているかも知れない、首のヘルニアかもしてない。
似たような症状では他にも原因がありますので、『腕や手に痺れがある場合』は医療機関でどこに原因があるのかを見つける事が症状改善の近道です。
スポーツをやられていない方でもなりうるケガの1つ「寝違え」。1括りになっていますが、頚椎関節を痛める場合、筋肉を痛める場合、両方とも痛める場合があります。
多くの方が放っておく場合が多いですが、放っておくと関節の可動域の制限が見られ、背部痛や緊張型頭痛など、他の部位への影響がある場合があります。
応急処置としては首にタオルを巻き、頚部の動きを制限する事がオススメです!
普段から肩こりの症状がある方は寝違えやすいので、普段から肩甲骨回しなど行うといいと思います。
近年増えているストレートネックですが、携帯電話の普及によりスマホ首なんて言われ方もされています。
そもそも何がストレートなのか?という所ですが、首の骨(頚椎)には生理的湾曲が存在して沿っているのですが、この湾曲が消失して真っ直ぐになってしまった状態をストレートネックと言います。
姿勢がとても関係しており、頭が胴体よりも前に行ってしまうような姿勢を取り続けた結果ストレートネックになってしまいます。時間をかけて体が変化してしまったものですから、元に戻していくのも大変です。なので、ならないように予防が大切ですし、なってしまった場合は根気よく体の動き作りをしていく必要があります。なので当院の施術では、手技もそうですがセルフケアを強く促しています。
また、ストレートネックの診断は整形外科でされますので、気になる方は整形外科にご相談されてみて下さい。当院は、整形外科の診断後に施術を開始致します。
顎がガコガコ鳴る方や、睡眠時に歯ぎしりをしやすい方になりやすい顎関節症。
これは、顎関節にある関節円板を挟み込んだ時や、噛みしめる筋肉が硬い時に関節円板の位置が正しい位置にない為、慢性的に挟み込んでしまう時に痛みが発生します。
その為、奥歯を噛みしめる筋肉や開口時に関節円板を前方に引き出す図の筋肉を緊張させないようにする必要があります。