手・腕の痛み


このページでは下記の怪我について紹介します!

 

・突き指

・TFCC損傷

・ボクサー骨折

 


突き指

ボール競技に多く見られるつき指ですが、つき指とひとくくりにしていますが、靭帯損傷や腱損傷や断裂、骨折までも起こるケガです。

つき指をしてしまった場合は、まずどこをどのようにケガしたのかを判断して治療する必要があります。損傷の度合いによって、固定方法も変わってきます。また、”マレットフィンガー”の腱断裂になってしまうと、固定期間が6〜8週間と長くなってしまいます。

女性の方に気をつけて欲しいのが、指の腫れは残りやすいということです。つき指を放置してしまいますと、関節部分が太くなったまま戻らないこともありますので、早め早めに医療機関にかかることをオススメします。


TFCC損傷

TFCCとは、三角線維軟骨複合体という靭帯と線維軟骨の複合体の部分を言います。これは、小指側の手首にあり手首の衝撃を吸収する役割があります。

TFCCを損傷する時には、TFCCに圧迫力が加わることが多く、テニスやバトミントのラケット競技の選手が痛みを訴えることが多いです。

日常生活動作では、強く雑巾を絞った際にTFCCに圧迫力が加わることにより損傷することもあります。


ボクサー骨折

ボクサー骨折とは、中手骨頸部骨折のことを指す。なぜ、ボクサー骨折かというと、拳を強打すること(パンチをするなど)によって発生することが多い。

主に小指や第4指や第5指の発生頻度が高い。しかし、ボクサーはしっかりとパンチをする練習をしているので、第4指や第5指を折ることは少なく、ボクサーの場合は第2指や第3指を折ることが多い。なので、第4指や第5指の場合はボクサー骨折ではなく、パンチ骨折と言われる場合もある。

症状としては、腫脹や疼痛があり手を握ることが困難になる。固定は3〜5週間程度行う。